リハビリテーション

やなせ整形外科では医師の診断のもと理学療法士がリハビリテーションを行います。

整形外科リハビリテーションの対象疾患

整形外科リリハビリテーションの疾患は主に外傷、骨・関節変性疾患、スポーツ外傷・障害の3つにわけられます。

1)外傷

骨折・脱臼・捻挫・打撲・肉離れなど

2)骨・関節の変形性疾患

日々の生活により骨や関節の変形が生じ、関節周囲に痛みが出現したり、神経などを圧迫して筋力低下や痛み・しびれなどの症状が出現したりします。

肩関節周囲炎(四、五十肩)、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、腱板断裂、変形性関節症(頸・腰・股・膝関節)など

3) スポーツ外傷・障害

1.スポーツ外傷

スポーツによる骨折や脱臼、断裂損傷。

2.スポーツ障害

スポーツによる骨・関節・靭帯・筋肉への繰り返し小さな負荷を強いたために生じた損傷のことです。

当院のリハビリテーション

1) 症状が出現したきっかけ(受傷機転)が明確なもの

スポーツによる骨折や脱臼、断裂損傷などのリハビリテーションでは損傷部に対する徒手療法、運動療法、物理療法を実施します。

2) 症状が出現したきっかけが不明確なもの

痛みを出している部位に対する徒手療法、運動療法、物理療法に加え、その部位に痛みを出す原因になっている全身の動き方も考慮してリハビリテーションを実施していきます。

仕事での使い方やクセなど、発症の原因となっている隠れた問題も検討して日常生活での注意点や自主トレーニングの方法の指導を行い、再発の予防を行います。

当院のリハビリテーションの実際

当院では、医師の診断・指示のもと、徒手療法・運動療法・物理療法を実施します。

1.徒手療法

理学療法士によって行う、手を用いた治療です。

痛みの原因となる動きが制限されている組織(関節・筋肉・軟部組織)の動きを改善させることを目的とします。

関節モビライゼーション、軟部組織マッサージ、筋膜リリース、ファシアリリースなどがあります。

必要ならエコーを用いて正確な病変部の治療を行います。

2.運動療法

外傷、疾病による運動機能の回復を図ります。

様々な運動を用いて筋力強化、関節可動域改善、日常生活動作の改善を図ります。

また、運動指導やテーピング指導も行っています。

3.物理療法

温めたり(温熱療法)、冷やしたり(寒冷療法)、電気を用いて疼痛改善・組織修復促進などを行う治療です。

1) 温熱療法

ホットパック、極超短波治療器・超音波治療器などで温める事により血のめぐりを良くし、更にリラクゼーションなどを図り、疼痛を緩和します。

2) 3D刺激装置

体の深いところまで電気刺激を与えて痛みを和らげることを目的とした医療機器です。

3) 低出力超音波治療機器

低出力超音波は骨折治療ばかりでなく、損傷した関節軟骨や腱の修復などにも効果があります。

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