当院では痛みの治療として動注(動脈注射)療法を実施しております。
動注(動脈注射)療法とは
動注(動脈注射)療法とは各種痛みの原因になっているモヤモヤ血管(異常血管)に対する治療方法です。
モヤモヤ血管とは、患部に細い血管が大量に発生して血管を画像診断装置等で撮影をした際に血管がはっきり撮影されずにモヤモヤした画像になることからモヤモヤ血管と呼ばれています。

モヤモヤ血管は、怪我、過負荷などで人体組織が損傷したあと、回復の過程で発生します。このモヤモヤ血管と一緒に神経も増えて、余計に増えた神経から痛みの信号が脳に送られ痛みを感じます。
動注(動脈注射)療法では、モヤモヤ血管上流の動脈に抗生物質を入れることによりモヤモヤ血管を塞ぎ発痛物質の生成を止める事を目的としています。

適用症状
本治療法は主に各種痛みの治療に適用されます。
例
- 上肢:へバーデン結節、母指CM関節症、ドケルバン腱鞘炎、ばね指、テニス肘など
- 下肢:足底腱膜炎、アキレス腱炎、膝蓋腱炎など
詳細は事前の問診にて確認、ご説明をします。

治療の流れ
- 日帰りでの治療が可能です。
- 当日の流れ
- 問診を行います。
- 動脈注射を行います。
- 15時間ほど安静にしていただきます。
- 当日の流れ
- 一般的には治療後2週間~3か月までには効果がでることが期待されております。
- • 効果が不十分な場合は、2~3回の治療を連続して行い、それを1か月単位で繰り返すと効果的です。
費用
- 保険診療の適用外となり、自費診療となります。
- 金額は税込みです。
処置料(1回当たり) | 【手・肘・足】 片側:25,000円(税別) 両側:38,000円(税別) |
想定される副作用等
- 注射後数日間は、痛みや腫れ、発赤、内出血などの症状が一時的に見られる場合があります。
その他
- 治療の効果は個人差があります。
- ご質問等は当院までお問い合わせ下さい。
この治療はオクノクリニックの奥野先生によって2014年に開発されたものです。 当院はオクノクリニックとライセンス契約を結び動注治療を行なっております。